フォークリフトの仕事はきつい?きついと言われる理由や職場ごとの違い、慣れるまでの期間も解説

2026/10/23

フォークリフトの仕事はきつい?きついと言われる理由や職場ごとの違い、慣れるまでの期間も解説

この記事でわかること

  • フォークリフトの仕事がきついと言われる理由(腰の負担・事故への緊張・温度環境等)
  • 職場(冷凍倉庫・物流センター・工場など)や車種ごとのきつさの違い
  • 慣れるまでの期間の目安と、きつくない職場を応募前に見抜く方法

フォークリフトの免許を取って求人を探し始めたものの、きつい、やめとけという評判を目にして迷っている方は多いのではないでしょうか。働き始めたばかりで操作がうまくいかず、続けられるか不安になっている方もいるかもしれません。

フォークリフトの仕事のきつさは、倉庫の温度や、フォークリフトに乗っている時間の長さ、勤務の形によって変わります。何がきついのか、どんな条件で変わるのか、応募前にどう見抜けばよいのかを順に整理していきましょう。

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フォークリフトの仕事がきついと言われる理由

フォークリフトの仕事は、倉庫や工場で荷物の載ったパレットをフォークリフトで運び、トラックへの積み込みや荷下ろし、所定の場所への保管を行う仕事です。

仕事内容やフォークリフトの種類をくわしく知りたい方は、フォークリフトの仕事を未経験から始めるときの基礎知識をまとめた「フォークリフトは実務経験なしでOK?」の記事もあわせてご覧ください。

またフォークリフトの仕事がきついと言われる理由は、大きく体力面、精神面、環境面、働き方の4つに分けられます。

体力面のきつさ

重い荷物を持ち上げるのはフォークリフトなので、体力勝負の仕事というイメージとは少し違います。ただし、別の形で体に負担がかかります。

座りっぱなしや立ち乗りが続き、腰や足に負担がかかる

カウンターリフトは座って運転し、リーチリフトは立ったまま運転します。どちらも長い時間同じ姿勢が続くため、座る車種では腰に、立ち乗りの車種では足や腰に疲れがたまりやすくなります。

厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」でも、フォークリフトの操作や運転で振動を受けると腰に過度の負担がかかり、腰痛が発生しやすくなると説明されています。同じ指針は、運転座席の調整や、こまめな小休止と車両から降りてのストレッチを、事業者が取るべき対策として示しています。腰の負担はこの仕事に付きものですが、防ぎ方がはっきりしているのは心強い点です。

振り返り・旋回の多い姿勢で首や腰が疲れる

フォークリフトは前進と後退をひんぱんに繰り返します。後ろを確認するたびに上半身をひねるので、首や腰に疲れがたまりがちです。狭い通路で切り返しが多い倉庫ほど、この動きは増えます。

ピッキングや積み込みなど手作業を兼ねると体力を使う

フォークリフトの仕事は運転だけでなく、荷物の取り出しや仕分けもフォークリフト運転作業員が担当する場合がほとんどです。荷物がパレットに載っていない場合は、自分でパレットに積んでから運ぶのも、この仕事の一部です。

乗り降りの回数が増え、手で荷物を扱う時間が長い職場ほど、倉庫内作業に近い体力が必要になります。手作業のきつさについては、軽作業がきついと言われる理由をまとめた記事でも解説しています。

精神面のきつさ

体の負担以上に、きついと感じる人が多いのが精神面です。

事故やケガにつながるため常に緊張感がある

フォークリフトは人の力では持ち上げられない重さの荷物を扱う車両で、操作を誤ると人を巻き込む事故につながります。日本産業車両協会が厚生労働省の労働災害統計をもとにまとめた資料では、2025年にフォークリフトが原因で起きた休業4日以上の死傷事故は1,872件、うち死亡事故は19件でした。事故の型では、フォークリフトや荷物に人がぶつけられる激突されが598件、はさまれ・巻き込まれが564件と、この2つが多くを占めています。

この数字を見ると不安になるかもしれません。だからこそ現場では、走る速度や確認の手順など、事故を防ぐためのルールが細かく決められています。緊張感があるのは、それだけ安全に気を配る仕事だからです。

荷物を落とす・ぶつけるミスへのプレッシャー

パレットにフォークを差し込む位置がずれたり、トラックの荷台や棚にぶつけたりすると、商品を傷めてしまいます。高い棚に荷物を出し入れするときや、壊れやすい製品を運ぶときは、とくに神経を使います。慣れないうちは、操作そのものより失敗したらどうしようという気持ちのほうが負担になりがちです。

慣れないうちは怒られることが多い

フォークリフトの現場では、ベテランから強い口調で注意されることがあります。スピードの出しすぎや確認不足は、事故に直結するからです。注意される内容の多くは安全に関わることなので、性格を否定されているわけではないと受け止めると気持ちが楽になります。怒られやすい場面は後の章でくわしく紹介します。

同じ作業の繰り返しで単調に感じる

入庫、保管、出荷という流れを1日の中で何度も繰り返します。作業に慣れてくると、時間が長く感じられることもあります。一方で、扱う荷物やトラックの到着状況が日によって変わるので、まったく同じ1日が続く仕事というわけでもありません。

環境面のきつさ

フォークリフトの仕事場は倉庫や工場の中、または屋外です。事務所のように空調が整った場所ばかりではありません。

夏の暑さ・冬の寒さ、冷凍・冷蔵倉庫の低温

大きな倉庫は全体を冷暖房しにくく、夏は暑く冬は寒くなりやすい場所です。トラックの出入りがある荷受け場は、外気がそのまま入ってきます。冷凍・冷蔵倉庫では、低温の庫内と常温の場所を行き来するため、防寒具を着ていても体が冷えます。温度の変化が大きい環境が苦手な方は、職場選びで注意したいポイントです。

ほこりや騒音、排気のある作業場

段ボールや資材を扱う倉庫ではほこりが舞いやすく、工場構内では機械の音が響きます。エンジン式のフォークリフトを使う職場では排気もあります。屋内ではバッテリー式を使う職場も多いため、気になる方は職場見学で確認するとよいでしょう。

働き方のきつさ

勤務の時間帯や仕事の進み方そのものが、きつさにつながることもあります。

繁忙期や出荷が集中する日の残業

物流の現場は、年末や大型連休前、セールの時期などに荷物が急に増えます。トラックの到着が遅れると、その分だけ作業が後ろにずれ込むことも珍しくありません。日によって残業の多い少ないの差が大きい点を、きついと感じる人もいます。

夜勤・交替制による生活リズムの乱れ

倉庫業は一般的に9時から18時のような日勤の体制が多い一方、24時間稼働する工場では2交代や3交代になり、トラックターミナルなどでは早出と遅出の時差勤務をとる場合もあります。夜勤や交替制のある職場では、睡眠や食事のリズムを整えるのに慣れが必要です。

トラックの到着待ちやドライバーとのやり取り

荷下ろしや積み込みはトラックの到着に合わせて進むため、待ち時間が続いたあとに作業が一気に重なることがあります。急いでいるドライバーと接することもあり、慣れないうちは焦りやすい場面です。

フォークリフトの仕事のきつさは何で変わる?きつさを左右する4つの条件

ここまで紹介したきつさは、すべての職場に同じように当てはまるわけではありません。きつさの出方を大きく左右するのは、次の4つの条件です。

条件きつくなりやすいケース比較的負担が少ないケース求人票での確認ワード
職場の種類と温度帯冷凍・冷蔵倉庫、空調のない倉庫や屋外空調のある倉庫、工場構内冷凍、冷蔵、空調完備、屋内
乗る時間と手作業の割合ピッキングや積み込みの手作業が多いフォークリフト専任フォークリフト専任、ピッキング兼務
車種慣れないうちのリーチリフト、狭い通路広い構内でのカウンターリフトカウンター、リーチ
勤務形態夜勤や交替制、繁忙期の残業が多い日勤のみ、残業少なめ日勤のみ、2交替、残業月○時間

自分がどのきつさに弱いのかがわかれば、避けるべき職場も見えてきます。

職場の種類と温度帯による違い

同じフォークリフトの仕事でも、どこで働くかによって温度や仕事のペースが変わります。

冷凍・冷蔵倉庫のフォークリフト

食品などを保管する冷凍・冷蔵倉庫は、寒さがもっとも大きなきつさです。防寒具を着て作業しますが、庫内と外を出入りするたびに温度差を感じます。寒さに強い方や、夏の暑さが苦手な方にとっては、逆に合っている職場ともいえます。職場によっては手当が付く場合もあるので、求人票で確かめてみてください。

常温の物流センター・倉庫のフォークリフト

通販や日用品などを扱う物流センターは、入荷と出荷のトラックが次々にやって来る職場です。荷物の量が多い分、スピードを求められやすく、繁忙期の忙しさも大きくなります。ピッキングや仕分けを兼ねる職場も多い傾向があります。

工場構内(製造業)のフォークリフト

工場では、部品や原材料、完成した製品を構内の決まったルートで運ぶ仕事が中心です。運ぶ物や置き場所がある程度決まっているため、慣れると作業の見通しを立てやすいのが特徴です。一方で、工場の稼働に合わせて交替制になることがあります。日本産業車両協会の資料では、2025年のフォークリフトによる死傷事故のうち製造業が558件を占めており、工場でも安全ルールを守ることが強く求められます。

屋外の資材置き場・港湾などのフォークリフト

建材や鉄鋼などを扱う資材置き場や、港湾、鉄道のコンテナターミナルでは、屋外での作業が中心になります。夏の暑さや冬の寒さ、雨の影響を直接受けるうえ、大型のフォークリフトを扱うこともあります。経験を積んだ人向けの職場と考えておくとよいでしょう。

フォークリフトに乗る時間と手作業の割合

同じフォークリフトの求人でも、1日の大半を運転席で過ごす職場と、運転の合間にピッキングや積み込みを手作業で行う職場があります。体力面で不安がある方は、フォークリフト専任かどうかを最初に確認してください。反対に、ずっと運転席に座っているより体を動かしたい方は、手作業と組み合わせた職場のほうが時間を短く感じるかもしれません。

カウンターリフトかリーチリフトか

カウンターリフトは座って運転するタイプで、工場や屋外でよく使われます。リーチリフトは立って運転するタイプで、狭い通路の倉庫で使われることが多い車種です。リーチリフトはハンドル操作の感覚が独特で、慣れるまでに時間がかかったという声がよく聞かれます。座りっぱなしが腰に響く方は立ち乗り、立ちっぱなしが足に響く方は座り乗りと、自分の体のどこに疲れが出やすいかで選んでみてください。

日勤のみか夜勤・交替制か

夜勤や交替制は、深夜割増などで収入を上げやすい反面、生活リズムを整えるのが難しくなります。日勤のみの職場は収入面では交替制に及ばないことがありますが、体への負担は軽くなります。交替制の働き方については、二交代制の記事や三交代の記事もあわせて参考にしてください。

フォークリフトの仕事で怒られやすい場面と、安全に働くための基本

フォークリフトの仕事で怒られるのがつらい、という声は少なくありません。怒られる理由を知っておくと、受け止め方も、怒られないための動き方も変わります。

怒られるのは安全に直結する仕事だから

フォークリフトの事故は、運転している本人だけでなく、周りで働く人も巻き込みます。先輩や上司が強く注意するのは、小さな油断が大きな事故につながることを知っているからです。言い方がきつく感じても、指摘の中身に目を向けると、次に何を直せばよいかが見えてきます。

怒られやすい場面

注意を受けやすいのは、次のような場面です。

スピードの出しすぎや急な旋回

早く終わらせようとしてスピードを出すと、荷崩れや接触の危険が高まります。荷物を載せたまま急に曲がると、車体が不安定になって横転につながるおそれもあります。現場ごとに決められた速度を守ることが基本です。

荷を高く上げたままの走行

フォークを高く上げたまま走ると重心が高くなり、バランスを崩しやすくなります。前方の視界もさえぎられます。荷物を運ぶときはフォークを低くした状態で走るのが原則です。

確認不足のまま後退や発進をする

後ろを振り返らずに後退したり、周りを見ずに発進したりすると、人や物にぶつかる危険があります。日本産業車両協会の資料でも、2025年のフォークリフトによる死傷事故でもっとも多かったのは、人がフォークリフトや荷物にぶつけられる激突されという型でした。死角が多い車両だからこそ、確認の徹底が強く求められます。

現場で求められる安全の基本

怒られないためだけでなく、自分と周りの人を守るために、次の2つを習慣にしましょう。

作業前点検と指差呼称

フォークリフトを使う前の点検は、労働安全衛生規則で事業者に義務づけられています。ブレーキやハンドル、フォーク、ランプなどを、毎日の始業前に確かめるのが決まりです。job tagの職業解説でも、出勤後にまず始業前点検をすることが1日の流れとして紹介されています。

確認するときに、指を差して声に出す指差呼称も多くの現場で取り入れられています。最初は照れくさく感じるかもしれませんが、見たつもりの見落としを防ぐ方法として定着しています。

わからないことはその場で確認する

荷物の置き場所や運ぶ順番があいまいなまま作業すると、やり直しや事故の原因になります。わからないことは、作業を始める前に聞いておきましょう。聞くことは恥ずかしいことではありません。

なお、フォークリフトの運転には資格が必要です。最大荷重1トン以上のフォークリフトはフォークリフト運転技能講習の修了(労働安全衛生法第61条、同法施行令第20条第11号)、1トン未満のフォークリフトは特別教育の修了(労働安全衛生規則第36条第5号)が求められます。

資格を履歴書に書くときの正式名称や書き方は、フォークリフト免許の履歴書の書き方をまとめた記事でくわしく紹介しています。

フォークリフトの仕事のきつさを和らげる6つのコツ

きつさの多くは、慣れと工夫で軽くできます。現場で取り入れやすいコツを紹介します。

先輩の操作や荷の扱い方をよく見てまねる

上手な人の操作には、フォークを差し込む角度、ハンドルを切るタイミング、荷物を置く順番など、見て盗めるポイントがたくさんあります。自分の番が来るまでの時間に、先輩の手元や体の向きを観察してみてください。

焦らずゆっくり、確実な操作を優先する

慣れないうちは、速さより正確さが大切です。ゆっくりでも一回で決まる操作のほうが、何度もやり直すより結果的に早く終わります。スピードは、操作が安定してから自然についてきます。

空き時間や始業前に操作の練習をさせてもらう

職場によっては、作業の合間や始業前に、空いている場所で練習させてもらえることがあります。パレットの差し込みや切り返しなど、苦手な操作を集中して練習すると、上達が早まります。勝手に練習せず、必ず上司の許可を取ってから行いましょう。

クッションやストレッチで腰の負担を減らす

座る車種なら、作業を始める前に座席の位置や背もたれを自分の体に合わせて調整しておきましょう。腰痛予防対策指針でも、運転座席の調整や、休憩時に車両から降りてストレッチをすることがすすめられています。休憩のたびに腰や背中を伸ばすだけでも、疲れのたまり方が変わります。腰の痛みが続くときは、我慢せずに医療機関に相談してください。

暑さ・寒さに合った服装や防寒具を用意する

夏は通気性のよい作業着や、こまめな水分補給が欠かせません。冬や冷凍・冷蔵倉庫では、重ね着や防寒具で体を冷やさない工夫をします。会社から防寒具が貸し出される職場もあるので、入社前に確認しておくと安心です。

ミスやヒヤリとしたことはすぐに報告する

荷物を少しぶつけた、人とぶつかりそうになったといった出来事は、隠さずにすぐ報告しましょう。報告することで、同じ場所で次の事故が起きるのを防げます。黙っていて後から発覚するほうが、信頼を失いやすくなります。

フォークリフトの仕事に向いている人・向いていない人【セルフチェック】

自分に向いているかどうかを、次の特徴で確かめてみてください。

フォークリフトの仕事に向いている人の特徴

次のような特徴に当てはまる人は、フォークリフトの仕事を続けやすい傾向があります。

  • 慎重で、確認を面倒がらない人
  • 同じ作業をこつこつ続けるのが苦にならない人
  • 車の運転や機械の操作が好きな人
  • 周りの状況に気を配りながら動ける人
  • 時間を守ることを大切にできる人

フォークリフトの仕事は時間をきちんと守ることや、事故なく安全に作業できる慎重さが求められます。怖がりな性格は、むしろ安全を意識できる長所として生かせるかもしれません。

フォークリフトの仕事に向いていない人の特徴

一方で、次のような特徴がある人は、きつさを感じやすいかもしれません。

  • 早く終わらせたい気持ちが先に立ち、確認を省きがちな人
  • 長い時間、集中を保つのが苦手な人
  • 注意されると、強く落ち込んでしまう人
  • 腰痛などの持病があり、長時間の運転がつらい人

当てはまる項目があっても、すぐに向いていないと決める必要はありません。確認の習慣は練習で身につきますし、注意されることへの受け止め方も慣れで変わっていきます。

向いていないと感じても、職場や作業内容を変えれば続けやすいケース

運転そのものではなく、寒さや残業、交替制がつらいという場合は、職場を変えるだけで解決することがあります。冷凍倉庫から常温の工場構内へ、交替制から日勤のみへ、手作業の多い職場からフォークリフト専任へといったように、苦手な条件を外して選び直すと続けやすくなります。

フォークリフトの仕事のメリット

きつい面がある一方で、フォークリフトの仕事ならではのメリットもあります。

重い荷物を手で運ばずに済み、体力に自信がなくても働ける

重い荷物を持ち上げて運ぶのはフォークリフトの仕事です。手で荷物を運ぶ倉庫作業と比べると、腕力が求められる場面はぐっと少なくなります。job tagによると、就業者はほとんどが男性でしたが、最近は女性や高齢者も増えているとされています。

資格を活かして全国の倉庫・工場で仕事を探せる

フォークリフトは、物流倉庫、工場、港湾など幅広い現場で使われている車両です。資格と経験があれば、住む場所が変わっても次の仕事を探しやすくなります。経験を積むと、班長や主任などに進む道もあると、job tagでも紹介されています。

資格手当や夜勤手当で収入を上げやすい

job tagに掲載されている令和7年賃金構造基本統計調査の加工値では、フォークリフト運転作業員の賃金(年収)は全国で470.1万円、月の労働時間は164時間、平均年齢は47.1歳です。同じくjob tagのハローワーク求人統計では、令和7年度の求人賃金(月額)は全国で23.2万円となっています。経験の長い人も含めた統計なので、未経験から始める場合はこの金額をそのまま当てはめず、応募先の求人票で給与の条件を確かめるようにしましょう。

職場によっては資格手当が付くほか、夜勤のある職場では労働基準法第37条にもとづく深夜割増(午後10時から午前5時までの労働に25%以上の割増賃金)も加わります。

一人で黙々と作業に集中しやすい

運転中は一人で作業に集中する時間が長く、接客のように常に人と話す仕事ではありません。人間関係のわずらわしさが少ない仕事を探している方にも向いています。一人で黙々とできる仕事をまとめた記事では、フォークリフト以外の選択肢も紹介しています。

応募前にきつさを見抜く!きつくないフォークリフトの職場の選び方

入社してからこんなはずではなかったと後悔しないために、応募前に確認しておきたいポイントをまとめます。

求人票でチェックしたい言葉

求人票の仕事内容や職場環境の欄には、きつさを見抜くヒントが書かれています。

求人票の言葉読み取れること
冷凍、冷蔵、低温寒さ対策が必要な職場
空調完備、屋内温度環境が比較的整っている
リーチ、カウンター使う車種。リーチは立ち乗り、カウンターは座り乗り
フォークリフト専任、運転のみ手作業が少なく、体力の負担を抑えやすい
ピッキング、仕分け、積み込み手作業との兼務がある
構内運搬、工場内決まったルートでの運搬が中心
日勤のみ、2交替、3交替勤務形態と生活リズムへの影響
未経験歓迎、研修あり初心者への教育体制がある可能性

書かれていない項目は、面談で確認するようにしましょう。

職場見学で見ておきたい3つのポイント

職場見学ができる場合は、次の3点を自分の目で確かめておくと、入社後のギャップを小さくできます。

通路の広さと荷物の置き方

通路が狭く荷物が雑然と置かれている職場は、操作の難しさも事故の危険も高くなります。通路が広く、荷物の置き場所が線や表示で決まっている職場は、安全への意識が高い傾向があります。

作業場の温度・ほこり・音

実際に倉庫や工場に入ったときの暑さや寒さ、ほこりっぽさ、機械の音を体感しておきましょう。見学する季節によって印象が変わるので、夏や冬の様子も聞いておくと安心です。

フォークリフトに乗る時間と手作業の量

実際に働いている人が、フォークリフトに乗っている時間と、降りて手作業をしている時間のどちらが長いかを見てみてください。求人票の言葉だけではわかりにくい部分です。

面談で聞いておきたいこと

面談では、次のような点を聞いておくと、働き始めてからの姿が具体的にイメージできます。

  • 未経験や免許を取ったばかりの人に、どのくらいの期間、誰が教えてくれるのか
  • 繁忙期の残業はどのくらいあるのか
  • 扱う荷物の種類と重さ、壊れやすい物があるか
  • 使うフォークリフトの車種と、エンジン式かバッテリー式か
  • 防寒具や作業着の貸し出しがあるか

フォークリフトの仕事のきつさについてよくある質問

フォークリフトの仕事について、気になりやすい疑問をまとめました。

フォークリフトの仕事は楽?

楽な面ときつい面の両方があります。重い荷物を手で運ばずに済む点や、一人で作業に集中できる点は、楽だと感じる人が多い部分です。一方で、事故を起こさないための緊張感や、暑さ寒さ、繁忙期の残業はきつい部分です。どちらを強く感じるかは、職場の条件と自分の得意不得意で変わります。

フォークリフトの仕事はやめとけと言われるのはなぜ?

事故の危険がある、怒られることが多い、冷凍倉庫や屋外の環境がつらいといった声が広まっているためです。ただし、こうしたきつさは職場の条件によって大きく違います。日勤のみで空調のある職場や、フォークリフト専任の職場を選べば、避けられるきつさも多くあります。

免許を取ったばかりの未経験でも働ける?

働けます。最近は異業種からの応募が増えており、入職してから資格を取るケースも多いです。免許を取ったばかりの段階では操作に戸惑うのが普通なので、教育体制のある職場を選ぶと安心です。未経験からフォークリフトの仕事を始めるときのポイントは、フォークリフトの実務未経験についての記事でくわしく解説しています。

フォークリフトの仕事は女性にはきつい?

重い荷物を持ち上げるのは機械なので、腕力の差が出にくい仕事です。job tagでも、女性の就業者が増えていると紹介されています。手作業の多い職場や屋外の職場は体力面の負担が大きくなるため、フォークリフト専任や屋内の職場を選ぶと始めやすいでしょう。

フォークリフトで腰を痛めないか心配

フォークリフトの運転は、長時間の同じ姿勢や振動で腰に負担がかかりやすい作業です。厚生労働省の腰痛予防対策指針でも、運転座席の調整や小休止、ストレッチが対策として挙げられています。座席を体に合わせる、休憩のたびに体を伸ばすといった習慣で負担を軽くできます。腰痛の持病がある方は、応募前に医師に相談し、手作業の少ない職場を選ぶと安心です。

まとめ

フォークリフトの仕事がきついと言われる理由には、座りっぱなしや振動による腰の負担、事故を起こさないための緊張感、倉庫の暑さや寒さ、繁忙期の残業などがあります。ただし、そのきつさは職場の温度帯、手作業の量、車種、勤務形態によって大きく変わります。

免許を取ったばかりのころは、操作もルールもわからず焦るものです。1か月ほどたつと基本の操作で迷う場面が減ってくるのが一つの目安なので、最初の数日でうまくいかなくても、すぐにあきらめる必要はありません。合わないと感じたら、フォークリフトの仕事そのものではなく、条件を変えられないかを考えてみてください。

応募前に求人票で条件を確かめ、職場見学や面談で気になる点を聞いておけば、自分に合わない職場はかなり避けられます。ウィルオブ工場求人では、日勤のみの職場や車通勤できる職場など、さまざまな条件のフォークリフトの求人を探せます。自分が苦手なきつさを避けられる職場を選んで、資格を活かして働き始めましょう。

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