正社員になりたいけど不安…メリット・デメリットや転職のコツを解説
- 工場勤務のキャリア
2025/06/26

非正規雇用から正社員を目指すのは、決して難しいことではありません。
しかし、メリットやデメリットを正しく理解し、自分に合った方法を選ばなければ、後悔につながる可能性があります。
本記事では、正社員になる利点や注意点、未経験からでも実現可能な4つの方法を詳しく解説します。
正社員への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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正社員になりたい。未経験でも転職可能?
結論、未経験からでも正社員を目指すことは十分に可能です。
特別なスキルや経験がなくても諦める必要はありません。
実際に多くの企業が「未経験者歓迎」の求人を出しており、特に20代~30代なら将来性を見込んだポテンシャル採用が期待できます。
また、派遣社員やアルバイトとして働きながら、社内の正社員登用制度や紹介予定派遣を活用する道も少なくありません。
小規模な企業や成長中のベンチャー企業は、意欲や主体性を重視する傾向が強いため、スキル不足を熱意で補える可能性があります。
正社員になりたい人が知っておくべき4つのメリット
ここでは、正社員になることで得られるメリットを4つ解説します。
- 安定した収入・雇用が得られる
- 福利厚生が充実している
- 社会的信用度が高い
- キャリアアップ・スキルアップの機会が多い
上記のメリットを深く理解し、自身のキャリアプランを考える参考にしてください。
安定した収入・雇用が得られる
正社員は期間の定めのない「無期雇用契約」のため、企業の業績悪化などを理由に突然契約を終了させられるリスクが非正規雇用に比べて格段に低くなります。
毎月決まった給与が支払われるため収入が安定し、将来の生活設計や大きな買い物の資金計画も立てやすくなるのが魅力です。
多くの企業では昇進や昇給の制度が整っており、長く勤めることで着実に収入を増やせる可能性があります。
さらに、厚生年金へ加入するため、老後の経済的な安心にもつながります。
福利厚生が充実している
法律で定められた社会保険の完備はもちろん、企業独自の福利厚生制度が用意されている場合が多く見られます。
例えば、家賃の一部を補助する住宅手当や、社員が割安で住める社宅、通勤にかかる交通費の支給などは生活の助けになるのがメリットです。
また、資格取得の費用を補助する自己啓発支援や、提携するレジャー施設を割引き価格で利用できる制度など、社員のスキルアップやプライベートの充実を支える仕組みもあります。
社会的信用度が高い
正社員は、安定した雇用と収入が保証されていると見なされるため、さまざまな場面で有利に働きます。
住宅や自動車などの高額なローンを組む場面で通過しやすい傾向です。
同様に、クレジットカードを作成する際の審査でも、信用度が高いと判断されやすくなります。
社会的な信用があることで、人生の重要な選択肢が広がりやすくなるのがメリットの一つです。
キャリアアップ・スキルアップの機会が多い
同じ企業で長く働くことを前提としているため、企業側も研修などに投資し、社員の成長を後押ししてくれます。
日々の業務を通して実務経験を着実に積めるだけでなく、成果が評価されれば、主任や課長などの役職への昇進のチャンスも豊富です。
また、特定の分野で知識や技術を深く掘り下げていけば、専門家として道も開かれていきます。
業務を通して成長を実感できる機会が多いのは、正社員の大きな魅力です。
正社員になりたい人が知っておくべき3つのデメリット
正社員には多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。
ここでは、正社員になるうえで知っておくべき3つのデメリットを解説します。
- 業務の責任が重くなる
- 残業や休日出勤が発生する可能性がある
- 転勤や異動のリスクがある
上記の点を踏まえたうえで、自分にとって正社員の働き方が本当に合っているのかを考えてみましょう。
業務の責任が重くなる
正社員になると、任される仕事の範囲が広がり、業務に対する責任も重くなります。
アルバイトのように決められた業務だけをこなすのではなく、自ら考えて仕事を進め、成果を出していかなければなりません。
常に成果を出すことへのプレッシャーを感じたり、仕事で大きなミスをしてしまった場合には、評価や給与に直接影響したりする可能性もあります。
また、管理職になれば、自身の業務だけでなく、部下の仕事の管理や育成に対する責任も発生します。
残業や休日出勤が発生する可能性がある
正社員は、担当する業務を最後までやり遂げる責任があるため、勤務時間内に仕事が終わらない場合には残業して対応する必要があります。
また、急なトラブルの対応や納期の遅れを取り戻すために、休日出勤せざるを得ないケースも起こりえます。
特に営業職やサービス業など、顧客都合で動くことが多い職種では、勤務時間が不規則になりがちです。
仕事と私生活のバランスを重視したい人にとっては、デメリットになる可能性があります。
転勤や異動のリスクがある
異動や転勤は、新しい環境でスキルを磨くチャンスになる一方で、住み慣れた土地や家族と離れることに精神的な負担を感じる人も少なくありません。
また、新しい職場では人間関係や仕事の進め方を一から覚え直す必要があります。
企業の辞令は基本的に断るのが難しく、自分の意思とは関係なく生活環境が大きく変わる可能性がある点は、正社員のリスクの一つです。
未経験者でも正社員になりたい人におすすめの4つの方法

ここでは、未経験者が正社員を目指す際に活用できる、具体的な4つの方法を紹介します。
- 未経験歓迎の正社員求人に応募する
- アルバイト・派遣・契約社員からの正社員登用を目指す
- 紹介予定派遣を活用する
- 転職エージェント・サイトを活用する
それぞれの方法の特徴を理解し、自分に最適なアプローチを見つけましょう。
未経験歓迎の正社員求人に応募する
未経験者歓迎の求人は、応募者の人柄やポテンシャル、仕事への意欲を重視する傾向があります。
特に、事務職や営業職などでは専門知識が不要な場合が多く、異業種からの転職にも適しています。
多くの企業では、入社後に研修制度を設けており、業務に必要な知識を一から学べる体制が整っているため安心です。
応募の際には、仕事内容が自分の希望に合っているか、無理なく働ける環境かを確認しましょう。
アルバイト・派遣・契約社員からの正社員登用を目指す
現在アルバイトや契約社員として働いている場合、その職場で正社員を目指す「正社員登用制度」の活用も有効です。
厚生労働省の調査によると、正社員登用制度がある事業所は全体の45%にのぼります。
上記の制度のメリットは、慣れ親しんだ職場で働き続けられる点です。
仕事内容や人間関係が分かっているため、新しい環境に飛び込む不安がありません。
ただし、制度の内容や実績は企業によって異なるため、過去の実績や登用の条件などを事前に確認しておくことが重要です。
紹介予定派遣を活用する
「紹介予定派遣」は、将来的に派遣先企業で正社員として直接雇用されることを前提とした働き方です。
最長6ヵ月間の派遣期間中に、実際の仕事内容や職場の雰囲気を自分の目で確かめられるため、入社後のミスマッチを防げるのがメリットです。
派遣期間中は、企業側もあなたの仕事ぶりや人柄を見て、自社に合う人材か判断します。
つまり、自分のスキルや意欲を実務を通して直接アピールできる絶好の機会になります。
ただし、必ずしも正社員になれる保証はないため、派遣会社に登録する際に、直接雇用の際の雇用形態や条件を事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
転職エージェント・転職サイトを活用する
転職活動を効率的に進めたいなら、転職エージェントや転職サイトの活用が欠かせません。
数多くの求人情報の中から自分に合った企業を探せるだけでなく、専門的なサポートを受けられます。
また、一般には公開されていない「非公開求人」に出会える可能性もあります。
さらに、応募書類の添削や面接対策などの選考過程でのサポートも充実しているのが魅力です。
企業側が求める人物像を把握しているため、的確にアドバイスしてもらえるでしょう。
正社員になりたいのになれない人の5つの特徴・原因

ここでは、正社員になれない人にありがちな5つの特徴と原因を解説します。
- 主体性がないことでマイナス評価を受けやすい
- 必要とされるスキル・経験が不足している
- 自己分析が浅く面接で魅力が伝わらない
- コミュニケーション能力や対人印象に課題がある
- 仕事に対する優先度が低いと思われている
自分に当てはまる点がないか確認してみましょう。
主体性がないことでマイナス評価を受けやすい
主体性がないとは、指示された業務しか行わず、自ら課題を見つけて解決しようとしない状態です。
企業は、自ら考えて行動し、組織に貢献してくれる人材を求めています。
そのため、常に受け身の姿勢では「入社しても成長が見込めない」と判断されかねません。
面接で積極性や仕事への熱意が感じられないと、採用担当者はあなたと一緒に働きたいとは思わないでしょう。
必要とされるスキル・経験が不足している
応募する職種で求められるスキルや実務経験が不足している場合、採用のハードルは高くなります。
教育にはコストと時間がかかるため、スキルや経験がまったくないと採用をためらわれてしまうのは当然です。
面接の場で「御社で勉強させていただきたいです」などの、学ぶ姿勢ばかりをアピールするのも逆効果です。
スキルが足りない自覚があるなら、それを補うために現在どのような努力をしているのか、具体的な行動で示す必要があります。
自己分析が浅く面接で魅力が伝わらない
自己分析が不十分だと、面接で自分の魅力を十分にアピールできません。
自分の強みや価値観を深く理解していないため、話に一貫性がなく、薄っぺらい印象を与えてしまいます。
また、応募先の企業を理解していなければ、自分の何をアピールすれば響くのかも分かりません。
結果、面接官に「準備不足で入社意欲が低い」と不信感を抱かせてしまい、不採用の大きな原因となります。
コミュニケーション能力や対人印象に課題がある
仕事は多くの人と関わりながら進めるため、コミュニケーション能力は必要なスキルです。
面接の場で、質問の意図を理解できなかったり、一方的に話し続けたりすると、採用担当者は不安を感じます。
暗い表情や小さな声などの対人印象も、評価に大きく影響します。
面接の場面で対人印象が悪いと、能力を正しく評価してもらう前に不合格となってしまう可能性があります。
仕事に対する優先度が低いと思われている
面接の場で、仕事よりもプライベートを過度に重視するような発言をすると、「仕事への意欲が低い」と見なされる可能性があります。
例えば、「残業は一切できませんか」と最初に質問したりすると、「責任感がなく、柔軟性がない人かもしれない」と判断されても仕方ありません。
ワークライフバランスは重要ですが、企業は組織に貢献してくれる人材を求めています。
正社員になりたい人が成功するための3つのコツ
正社員への転職を成功させるためには、やみくもに行動するのではなく、以下3つの対策が有効です。
- 資格の取得を検討する
- 無期転換ルールの活用を検討する
- 希望する業種・職種の事前調査をしておく
上記のコツを実践し、正社員への道を切り拓きましょう。
資格の取得を検討する
資格は、自分のスキルや知識レベルを客観的に証明してくれるため、採用担当者に対してアピールできます。
例えば、IT業界を目指すなら基本情報技術者試験、福祉業界なら介護職員初任者研修などが挙げられます。
業界や職種で有利になる資格を調べ、取得を目指しましょう。
実務経験がない弱みを、資格を取得するほどの意欲と知識でカバーできます。
無期転換ルールの活用を検討する
無期転換ルールとは、同じ企業で通算5年を超えて働いた有期契約労働者が、希望すれば期間の定めのない無期労働契約に転換できる制度です。
ただし、あくまで「期間の定めのない契約」になるだけで、必ずしも「正社員」になれるわけではありません。
給与などの労働条件は、企業との話し合いで決まるため事前に確認が必要です。
また、5年を迎える前に契約を終了させる「雇い止め」の可能性も理解しておく必要があります。
希望する業種・職種の事前調査をしておく
事前調査が不十分だと、面接で「なぜこの業界なのか」の質問に、説得力のある回答ができません。
まずは業界全体の動向や求められるスキルを把握しましょう。
次に、興味のある企業をいくつか挙げ、事業内容や企業理念を調べます。
この作業を通して得た情報と、自己分析の結果を照らし合わせることで、「自分はこの企業のこんな部分に貢献できる」と具体的なアピールができます。
未経験から正社員になりたい人におすすめの職種3選
ここでは、未経験からでも挑戦しやすく、長期的なキャリア形成も可能な3つの職種を紹介します。
- 工場・製造業
- 販売・接客業
- 介護・福祉業界
それぞれの特徴を理解し、自分に合った職種を選びましょう。
工場・製造業
工場や製造業は、自動車部品の組立や製品の検査などのように、決められた手順に従う作業が中心のため、特別なスキルがなくても短期間で習得できます。
近年は、半導体などの将来性の高い分野で人材需要が高まっており、安定して働ける求人が多いのも魅力です。
資格不要で始められる仕事からスタートし、経験を積むことで、将来的には現場をまとめる管理職や専門職への道も開かれています。
販売・接客業
アパレルや飲食店などでは、専門知識よりも、お客様と円滑なコミュニケーションが取れるかなどの「人柄」が重視されます。
人と話すのが好きな人や、誰かの役に立つことに喜びを感じる人に向いています。
多くの企業では、入社後にOJTやマニュアルが用意されており、一から学べるため安心です。
経験を積めば、店長や複数店舗を統括するエリアマネージャーへの昇進も目指せます。
介護・福祉業界
介護・福祉業界は、社会の高齢化にともない、常に人材を必要としています。
そのため、多くの施設が未経験者を積極的に採用しており、正社員として働き始めるチャンスが多い業界です。
入職後に、働きながら「介護職員初任者研修」などの資格取得を支援してくれる制度を設けている施設も少なくありません。
まずは資格がなくてもできる生活援助の業務からスタートし、徐々に専門的な知識や技術を身につけられます。
実務経験を積み、介護福祉士などの専門資格を取得すれば、キャリアアップも期待できるでしょう。
正社員になりたい人の良くある質問
正社員になりたいけど、何から始めればいいですか?
まずは自己分析を行い、どんな仕事をしたいのかを明確にすることが大切です。その上で、求人サイトやエージェントを活用し、履歴書や職務経歴書の準備、面接対策を進めましょう。
未経験でも正社員になれますか?
はい、未経験歓迎の正社員求人も多く存在します。特に、研修制度が整っている企業や、人柄を重視する企業では未経験者が採用されるケースもあります。
正社員になりたい理由は面接でどう答えればいいですか?
面接では『安定した環境で長く働きたい』『スキルを伸ばしてキャリアアップしたい』など、ポジティブかつ具体的な理由を伝えるのが効果的です。
何歳までなら正社員を目指せますか?
年齢に制限はありませんが、一般的には20〜40代が正社員採用の中心です。ただし、スキルや経験があれば、50代以降でも採用されることは十分可能です。
正社員になれない人の特徴はありますか?
協調性に欠ける、応募書類に不備がある、面接で意欲が伝わらないなどが理由になることがあります。事前の準備と自己アピールが重要です。
正社員になりたい場合についてのまとめ
未経験でも正社員を目指せる求人は多くありますし、転職で正社員を目指すのも一つです。
ただし、転職する職種や業務に関する知識を事前に理解しておかなければ、面接に落ちる可能性があります。
事前に知識を学び、未経験でもどのように企業に貢献していくのかを積極的にアピールしていきましょう。
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